2020年を振り返ると，というか最近の数年を振り返ると，新しいものに能動的に触れに行くモチベーションがなくなってしまったなぁと思う．漫画や映画，小説，テレビ番組などの話を人とすると，小中高の頃に触れた作品の話しかできないことに気づいて愕然とする．大学に入ってから初めて触れた作品なんて数えるほどしかない．休日には何度見たかわからない Youtube の動画を繰り返し聞き流し，いつ買ったかも忘れてしまった MHXX を親の仇のように何百時間と続けている．オススメに出てくる知らないチャンネルの動画は絶対にクリックしないし，体験版をダウンロードするだけしてそのまま放置しているゲームのデータで Switch のストレージが圧迫されている．毎日が同じことの繰り返しなのは，僕は嫌いではないけれど，人と会話するときに困る．話題がない．ただでさえ会話が苦手なのに話題の提供も全て相手頼りで話を膨らませることもできない最悪人間になっている．最悪人間ベム．早く人間になりたい．まあ，実際は最悪人間であることに強い危機感や罪悪感を持っているわけではなく，「そうではなかったら毎日もっと楽しいなぁ」くらいに思っている．（ちなみに，話題がないことはたぶん問題の本質ではなくて，話題がいくらあってもおそらく僕は会話が得意にはならない．）
突然日記を書きたくなったのはわりと好都合で，僕の性格からして日記のネタとして使うために能動的に新しいものを求めるようになると思う．とりあえず半分くらい読んでそのまま積んである『T・Pぼん』を読み終えるのと，ずっと見たいと思ってたけど面倒で見てなかった名作アニメを見たい．『T・Pぼん』は上述の通り前半しか読んでないがわりと衝撃を受けていて，読み終えたらいろいろ書きたいことがある．あとは『銀河鉄道999』（テレビアニメ版）と『妖怪人間ベム』を教養として見ておきたい．（調べたら『銀河鉄道999』は100話以上あるらしく，これだけで2021年が終わるかもしれない）．それと去年は人に映画を薦められたが結局見ないという無礼を多発させていたので，素直に見なきゃという気持ちがある．テネットを見なかったのはわりと後悔している．
