2021.02.28 の日記:2021.02.25 の日記「昼~昼下がり」5/6

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しばらく歩くと恐竜公園の敷地が見えてくる.公園を囲う仕切りがあるわけではなく,ただ公園がある敷地の領域が見えてくるだけだが.よく見ると恐竜の像があるのがわかる.おわかりいただけただろうか.


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おわかりいただけただろうか.山の中にカラフルで上体を起こした“恐竜”が点在する.それが茶臼山恐竜公園である.

ここからさらに 10 分ほど歩いて公園入口に着いた.


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冬季閉園.そういえばここ長野だったわ.雪積もってたら公園どころじゃないもんな.


正直に告白すると,散歩のかなり初期のアメリカンドラッグのあたりでググって閉園中だということはわかっていたけど他にやることもないし普通に散歩したかったし来ちゃったという事情です.邪な?気持ちとして,閉園中の写真を撮りたかったというのもある.そういうの撮りたいじゃないですか.


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これは全く別の日の全然関係ない定休日の写真.このときは定休日を知らず,トホホ……という感じになった.



これらはそれぞれ 2020 年の 2 月と 3 月に全く別の用事で沖縄に来た時の話で,上のときは水族館に入る予定がそもそもなくて集中講義の日程が悪くてそのときに一緒に行動してたグループから途中離脱して東京に帰らないといけなくてそのときに高速バスに乗るための地点として水族館の近くに一瞬だけ寄っただけで,下のときはフィールド調査に来ていて臨時休業してることはそもそも知ってたけど満潮のときに水族館の近くで時間をつぶさないといけなかったので水族館が入ってる公園をぶらぶらしてただけ.水族館自体は 4 月に来る予定があってそれを念頭にに計画を立ててたので,悲しげな雰囲気は完全に嘘である.こういうツイートについて,物質的は嘘はもちろんダメだとして,嘘ではないけどミスリーディングな内容だったり,精神的な内容が誇張されていたりあるいは嘘だったりする場合は賛否あると思う.例えば感情の誇張でいうと,「笑い転げてる」とか「泣いてる」といった表現がよく使われてるけど,ほぼ定型句のくせに日常的に使う表現と同じなので誇張が強調されて興醒めになりがち.その点,「ワロタ」とか「草」はよくできていて,ネットを通して面白い対象に反応する記号としての役割に特殊化しており,「お約束」として定着している.「笑い転げてる」みたいな表現は「ワロタ」「草」を踏まえた上で構造的に新しいものを生み出そうとして現れた表現だと思ってて,それ自体は面白くて最初にその表現を始めた人はすごいと思うけど,それが定型句として定着するのは無理があったのかなという感想.

思い返してみるとこの辺の話は昔の僕も問題意識を持っていたらしく,


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「泣きながら*してる(満面の笑み)」という表現を気に入って使っていた(一番古いツイートは違うけど).当時は無意識で感覚的にツイートしてただけだけど,あえて今解釈すると,誇張を明らかに矛盾させることでネタとしての面を強調して誇張を弱めると同時に,辛い状況を楽しんでるという感情を的確に表現するかなり秀逸な表現だと思う.自分で秀逸とか言っちゃったよ.自分のツイート解説するの興醒めだけど,まあ 6 年前のツイートなので許して.昔の自分のツイート見てると今の自分じゃ絶対にできない秀逸なツイートがたまにあって昔の自分に嫉妬しちゃったりする.僕は成長できているのだろうか.

もっと遡ると, たしか 10 年?くらい前に,まが夫が真顔でクソワロタって言ってる/書き込んでる AA がちょっとだけ流行っていて,歴史は繰り返すんだなあという感想.たぶん江戸時代の文献とか調べたら似たようなこと書いてあるの見つかると思うし,逆に 100 年後のインターネットでも同じこと言われてそう.知らんけど徒然草にそういう話ないの?「なんでもかんでもいとをかしって書いちゃうの興醒めじゃん」みたいな話ありそうじゃない?

僕も口癖として「はちゃめちゃ」とか「めちゃくちゃ」を頻繁に使っているのではちゃめちゃに反省している.

自称お笑い評論家なのでいろいろ考えてしまった.去年の M1 の影響で自称お笑い評論家がネガティブな言葉として使われるようになってしまったけど,ユーモアについて考えるのは面白いことなのでみんな臆さず自称お笑い評論家を続けてほしいなぁと思ったりとかして.漫才の定義とか今だけじゃなくてずっと話題になり続けてほしい.


結局コロナの影響で 4 月に水族館行く予定も消滅してしまって悲しすぎる.←これは本当


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来た道を振り返ったらいい景色だった.やっぱり山が見えると落ち着く.やけに車停まってるけど何目的の人たちなんだろう.どこにも人影がないが.