2021.05.19 の日記:肉焼物語 (作者不詳)

今は昔、肉焼の翁 (にくやきのおきな) といふものありけり。


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西友にまじりて肉を取りつつ、酒の肴に使ひけり。


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名をば、aとなむいひける。

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久々に赤ワインを買った。自分で買って飲むのは数年ぶりな気がする。いつも白ワインばかり買っていたので赤ワインは全然わからない (白ワインもわからない)。酒、飲むときの自分のコンディションが味にめちゃくちゃ影響するので、たまたま良いコンディションのときに飲んで美味しいと思った銘柄を親だと思ってついていきがち。



僕はこれが親だと刷り込まれている。初めて飲んだときにたぶんめちゃくちゃコンディションが良くてとても美味しく感じたので、それ以来好んでこればかり飲んでいる。だけど今目隠しをして他のワインと飲み比べても当てられない気がする。酒、だいたい全部美味しいので。

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ルパン三世の原作を全て読み終えた。



わりと衝撃的な最終話だった。ネタバレになるので詳しくは話せないけど。

読み終わった時点では、見かけ上は衝撃的だけどルパン三世らしいキレイな最終話だなという感想だった。だけど最終話について書かかれた出典が曖昧でお粗末なWebサイトをいろいろ読んでいると、どうやら僕の解釈とは違う意図が込められていたかもしれない可能性が出てきた。僕が読んだのは文庫版だったけど、単行本版にのみ最終話のあとにモンキー・パンチ (原作者) 本人出演のおまけマンガ (エッセイ?) が載っているらしく、その内容を踏まえると最終話の解釈が少し変わってくるという話である。単行本は当然既に絶版で簡単には読むことができないのが悲しい。いつか読みたい。

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カレーを作った。具材が足りなかったので冷凍庫の奥を占拠していた冷凍餃子を放り込んだ。去年の今頃に冷凍餃子を水に浸して電子レンジで温めて飲みまくっていた名残。

そして赤ワインが余っていたのでなんとなく入れたらおしるこになった。


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おしるこ。


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おしるこにカレールーを入れたら見た目は普通のカレーになった。

食べた感想としては冷凍餃子は余計だった。餃子は餃子として消費しよう。

ワインはなんかよくわからなくて、肉にだけワインの風味が付いているけど良くも悪くもない風味でなんとも言えない。

「料理は化学実験だと思え」というのが世間ではよく言われているけど、そもそも実験があまり好きではないのでテキトーな料理ばかりしている。知らん料理や慣れない料理を作るときは流石にレシピ通りに作るけど、いつも作っている料理はテキトーに作ってもそこそこ美味しくなるのでテキトーに作る。美味しい料理を作るために最善を尽くすことが僕にとっての最適解ではないので。

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良かった。