2021.07.14 の日記:裏ボスの感想

オクトパストラベラーをクリアした話の続き。

ストーリー自体はかなり前にクリアしていて、裏ボスを倒そうと四苦八苦していたらこんなに時間が経ってしまったという事情もある。昨日の日記で書いた通り、RPGにおける僕の戦略としては「レベルを上げて物理で殴る」なので、倒すために搦め手などの戦略を必要とするほど強い裏ボスにめちゃくちゃ苦労することが他のゲームでも多々ある。

裏ボスと戦う前にはセーブなしで各キャラのストーリー第3or4章 (全4章) のボス計8体と連戦しなくてはならない。そこからさらにセーブなしで裏ボスとの戦いとなる。まあ裏ボス前のボスラッシュはわりと余裕なのだけど裏ボス前にセーブができないので裏ボス戦で負けるとまた最初からボスラッシュに挑まなくてはならない。

実際にちゃんと初見で裏ボスに負けた。このゲーム、登場キャラは8人だが戦闘では4人しか使えなくてキャラの切り替えが村や街の酒場でしかできないのでお気に入りキャラ4人だけ鍛え上げて完璧な装備で裏ボス戦に臨んだのだが、ボスラッシュが終わって今から裏ボス戦というときに「パーティーを分割します」というメッセージとともにキャラ8人を4人パーティー2つに分割する画面が出た。これはもしや……と思ったら果たしてその通りで、裏ボス戦は形態が二段階あってそれぞれ別のパーティーで全キャラを使って挑まなくてはならない。良い演出だよ本当に。鍛えたキャラ以外の4人はその時点で低レベル・サブジョブなし・装備なしという状態であった。そのときの最善のパーティーを考えて初戦に挑んだものの当然勝てるはずもなく第一形態で全滅。

何度もボスラッシュを繰り返したくないので、次の一回でクリアできるように納得いくまでキャラを育ててパーティーの編成を考えていたらかなり時間がかかってしまった。後で調べたら推奨レベル+20くらいだったらしい。まあ二回目も全滅したが。

二回目も裏ボスの第一形態で負けた。回復役の魔法が封じられて負けた。それは反則。僕のいらない拘りでRPGではアイテムを使わないというのがあるので回復魔法を封じられた時点で負けが確定する。裏ボスの第一形態、火力としてはたいしたことないが搦め手が強すぎる。苦手すぎる。

流石にこれ以上ボスラッシュを繰り返したくなかったので拘りを捨ててアイテム使用を解禁し、それに合わせてジョブ編成を実戦的なものにした (これまではある程度好みのままに選んでいた)。そうして三回目にようやく裏ボスを倒すことができた。裏ボスの第二形態を体験するのは三回目にして初めてだったが、第一形態と比べて純粋な火力が強いタイプだったのでパワーで押し勝てた。

ボスラッシュから始めて裏ボスの第二形態を倒すまで4時間近く戦っていた。このあたりも古き良きRPGという感じである。初代FFの裏ボスを思い出す。こちらのほうが圧倒的に強かったが。まあ単純にレベルを上げて物理で殴っても勝てない良いバランスの強さであった。僕は単純にレベルを上げて物理で殴れるほうが好きだが。


ここまでゲームのサントラを聴きながらいろいろ思い出して書いている。

良いゲームだった。次はどのゲームをやろうか。