2021.07.19 の日記:持ってて良かったとにかくクソデカいモニター

デスティニーコネクトの話の続き。


このゲーム、わりと前からやりたいなと思っていたのだけど2つの理由でためらっていた。

1つめは体験版。体験版があって前にやったことがあったのだが、肌に合わなかった。フィールド画面とか戦闘画面が少し見づらくてプレイを続けているとじわじわとストレスがたまる。(ゲーム内の) 家の中などの閉じた狭い空間でキャラクターを操作するときにカメラワークがわちゃわちゃしてわりと辛い。2次元の画面で3次元を認識することの限界を感じる。フル3Dのゲームはこういうことがよくあるので体験版の存在がすごく助かる。

他の地味なストレスとして戦闘画面でのHP表示がある。戦闘時には画面の右端にパーティーのHP一覧が表示される。各々の攻撃時に攻撃モーションのムービーが入るのだがその際にHPの表示が消えるので、現在のHPを確認できるのは自プレイヤーのコマンドを選択しているときだけなのである。複数の敵が連続して行動するときにはそれぞれの受けたダメージはわかるのだが現在のHPの値がどのくらいなのかがよくわからない。自分のターンが回ってきて初めてHPの値が確認できる。普段別のゲームをプレイしているときは意識していなかったけど、普通は自分のターンが回ってきてから初めてコマンドを考えるのではなくて、敵からダメージを受けながら現状を確認して次の行動をベイズ更新のように (この比喩適切か?) リアルタイムに考え続けて自分のターンが回ってきたときには既にとるべき行動が決まっているのである。それが難しくなってしまうのでHPは常に表示し続けてほしい。

2つめは金額。定価で7200円 (税抜) である。安くはない。上述のような不安点がある状態でこの金額のゲームを買う決心がつかなかったので放置してしまっていた。


そして最近このゲームの存在を思い出し、食わず嫌いしてるのも良くないなと思って再び体験版をやってみたらそれほどストレスを感じなかった。これはたぶん以前は15インチくらいのテレビでプレイしていたのが今回はとにかくクソデカいモニターに変わったことによる効果が大きい。画面がとにかくクソデカいと表示されている情報を認識するコストがかなり小さくなるので上述の問題点が比較的小さく思えるようになる。HP表示の問題はどうしようもないが。

あとパッケージ版が2300円になっていたので値段の不安もなくなった。安くなりすぎ。そういうわけで購入に至ったのであった。


日記でいろいろ書いているうちにプレイを進めており、もうクリア目前である。ボリュームは控えめであった。まあそれは買う前にレビューをざっと見て知っていたので問題ではないのだがそれにしても控えめである。

(終わり)