2021.08.29 の日記:力工儿

(クロノ・トリガーの感想の続き)

ここからじわじわとネタバレが含まれだすのでよろしくだす。


改めて考えると戦闘パーティーの構成が独特で面白い (キャラデザは鳥山明であり、流石という感じである)。

様々な時代を旅して最終的に仲間になる人々 (名前はデフォルトの設定) は、

クロノ (主人公・現代人)

マール (王女・現代人)

ルッカ (主人公の幼なじみ・現代人)

カエル (勇者・400年前の中世)

ロボ (ロボット・1300年後の未来)

エイラ (原始人・6500万年前) ←!?

魔王 (魔王・400年前の中世)

である。カエルて。

しかしストーリーを通して最終的にカエルが一番好きなキャラになったのでわからないものである。カエルかっこよすぎる。オリンピックでも流れた「カエルのテーマ」はカエルの重い過去を表す勇ましさと切なさの混じった名曲であり、クリアしてから何回も聞き直している。まあキャラの能力を現実的に考えた結果、カエルはラスボス戦には不採用となったのであるが……。


ラスボスの癖も強い。3段階の姿があるのだが、

(1段階目はマルチエンドの種類によってはスキップできて)

2段階目がこれで

3段階目がこれである。

逆では?

まあめちゃくちゃ鳥山明っぽくはある。フリーザとかセルの最終形態しかり。

しかも3段階目は中央の人型の敵が本体ではなく、右端のよくわからん子機が本体である。やってくれるぜ。

まあわりとレベル上げて装備も整えてラスボスに挑んだのであまり苦戦はしなかった。ストーリーを通して一番苦戦したのはヌゥというふざけた名前と見た目の奴である (スクショ撮り忘れたテヘ)。全日本HPを半分にする/1にする技を許さない会の会長としては厳しい相手であった。



実際にちゃんとATBをやってみて、結局オーソドックスなコマンド式が一番好きでリアルタイム性が欲しかったらアクションRPGやればいいなという感想になった。まあそれでもATBを毛嫌いするのはもったいないので、いずれATBの名作とされているタイトルくらいはプレイしていきたい。ほとんどFFだが。あとATBじゃないけどゼノブレイドみたいな戦闘システムにもチャレンジしていきたい。むしろ戦闘システムがあまり好みでないゲームのほうが戦闘以外の要素に目が向いてこれまで意識できていなかったゲームの面白さを発見できるかもしれない。

一方で、僕はジョブシステムとかサポートアビリティとかそういうやりがいのある成長システムが好きでRPGにおいてかなり重要視していると思っていたけど、そういうものがない極めてシンプルなクロノ・トリガーのシステムもわりと面白かったので自分の好みをあまり信用しすぎないほうがいいのかもとも思った。