2021.09.14 の日記:(人を殴る音)

(昨日の続き)

少女終末旅行の話をします。

まとまった体系的な感想を書くのが面倒なので、特に印象に残っている話の感想をそれぞれ各論的に書く。

是非ね、読んだことない人は漫画を買って読んでから感想をね、読むなりアレするなりしてくれるとね、ちょっと楽しいんじゃないかとね、思うわけですが。アニメでももちろんいいわけですが。まあ僕の感想なんてどうでもよくて、単純に素晴らしい作品なので是非ね。それとも僕が知らないだけで皆もう既に読んでた?なんで教えてくれないの???ねえ!!!

1巻 2話「戦争」 (アニメ第1話後半)

食料を勝手に食べたユーリをチトがガチ殴り (と書くと言い過ぎかもしれないが) していたのが印象的だった。殴る効果音「ゴッ ゴッ」って。

アニメでは1話のBパート。Aパートを見終わった段階だとふ~んという感想だったけど、このシーンを見て良いな~という感想に変わった。よくあるアニメだと、こういう怒って殴るシーンって大抵はギャグシーンになる印象がある。少女終末旅行の場合は、コミカルではあるけど100%ギャグシーンというわけではなく感情の本気さが表れていて良かった。そりゃこういう状況で食料食われたらギャグにはならんよな、と。なってるけど。

このシーンの直前にユーリがチトに実銃の銃口を向けて威嚇する場面がある。漫画だとちゃんと人差し指を伸ばして引き金には指をかけないようにしていて、真面目に倫理観を持って冗談をやっている描写になっている (倫理観と書いたけど、そうではなくて目の前のチトに対する優しさか。ユーリに倫理観はないので。というか2人しかいない世界に倫理もなにも意味はなさそう。漫画を書く際の作者の倫理観の話とごっちゃになってしまった。今は作品内部の話をしている)。

しかしアニメだと引き金にしっかり指をかけていて危ない。ユーリはそんなことしない (最初の1回はやりそうだけど指摘されたらもうやらなそう)。この点だけはアニメ版はいただけないなと思った。まあこれはこの日記を書くためにざっと漫画とアニメを見直して初めて気づいた違いなので、わりとどうでもいい。

===

そういえば漫画のことずっと「マンガ」って表記してたけど、最近は「漫画」って書くようにした。特に明確な理由があるわけではない。ただそういう気分だったから。

サムネ用


(続く、続く)