2021.09.29 の日記:なんだろう吹いてきてる確実に

農と縄文の体験実習館「なじょもん」。

新潟南部の津南町にある体験学習施設。

あまり期待せずに行ったけど、思いの外かなり良かった。






入り口の脇で、河川による地形形成の実験をやっていた。面白い。

固定カメラで毎日写真を撮ってタイムラプスを作ったらかなり面白そうだけどやってないのかな。さらにカメラを複数台使ってフォトグラメトリーで3Dモデルを作り3Dタイムラプスとかやったら相当面白い。


館内の雰囲気。常設の展示物は少なめで、企画展と体験学習が主なコンテンツになっている。


めっちゃデカい木の切り株 (どういう状態?)。写真だとあまり伝わらないけどめっちゃデカい。しかも登れる。

登りたかったけど周りの目を気にして登れなかった。強い人間になりたい。


縄文土器の紋様の変遷。

時間軸が下向き!文化の違い。

参考:2021.06.03 の日記:時間軸はどこですか? 見つけにくいものですか? - ぬるぬるバイオマット日記


立体地形図。河岸段丘すぎる。

歳を重ねるごとに、移動を楽しみたいという気持ちと連動して、地図とか地形が好きになってきているのを感じる。


企画展がとても好みだった。縄文をテーマにしたアートの展覧会。

この短い会期内に滑り込めて幸運だった。

入り口。



3D再現の土器文様を活かした「縄文土器フィギュアJOMOHEADS-」出現! | sofvi.tokyo

縄文 ✕ ストリートカルチャー。

顔の縄文土器の部分は実物を3Dスキャンしたデータを用いているらしい。

シカマイア感。

シカマイアっぽいなと思っただけで、よくわからない。

めっちゃ好き。

けっこうデカい。

手塚治虫っぽい。

~っぽい、って感想はもしかしたら失礼かもしれない。でもやっぱり手塚治虫のエロスを感じる。



好き。

靴底まで作り込まれていて、鏡を通して見ることができる。


いわゆる異形のようなものが多かった。異形は元から好きで、普段からイラストなど見て「いいな」と思っているけど、モノを見るとまた違った良さが感じられる。親しみやすい異形はイラストでもいいけど、畏怖を感じさせる異形 (ストーリー性もなく、ただ存在するだけの異形) はやはりモノが強いなと思った。

他にも作品はいろいろあったけど、特に気になったのはこれくらい。





屋外にはひまわり畑の迷路があった。ちゃんとデカくて迷路になっててすごい。

約15万本らしい。多すぎる。

虫が怖すぎて入れなかった。許してくれ。怖い。安全圏から観察するのは好きだけど、触れ合いたくはない。これは理性や知識ではどうしようもない。せめて長袖長ズボンを着させてくれ。

広場では竪穴住居が再現されていた。

ちょうど業者の人が点検・改修をしているところだった。世の中に竪穴住居の点検・改修ができる業者がいることを実感できてなんかよかった。



竪穴住居のタフォノミー実験。面白い。草が生い茂っているけど住居が崩れる気配はまだない。


あとは写真は撮っていないけどミュージアムショップがオリジナルグッズ多めで良かった。

企画展の良し悪しもあるので行くタイミングを考慮すべきだけど、オススメの施設です。体験学習も面白そうだったので、子供を育てる予定の人とかは連れて行ったらいいんじゃないですか?知らんけど。