ゲームの感想。
「Fanal Fantasy Crystal Chronicles Echoes of Time」
ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル エコーズ・オブ・タイム。FFCCEoT。タイトルが長すぎる。
DSとWiiで発売され、DS版をプレイした。
発売されたのは実に15年前である。15年前もクリアまでしたけれど、改めてプレイしたくなったので最近またクリアした。
3DアクションRPG。レベル制で、かなりオーソドックスなシステムである。マルチプレイ対応で人を投げたり魔法を融合させたり独特の戦い方ができるが、硬派な僕はシングルプレイだったので独特になれなかった。独特になりたい。
マップが3次元的でかなりワクワクする。見えない壁みたいなものがほとんどなくてかなり楽しい。ダンジョンでは敵を倒しつつパズル的なギミックを解いてマップを進んでいくが、最終ダンジョンまでずっとギミックが新鮮で常に面白かった。足場を飛び移る操作がたびたび要求されるけど、斜め上空等角図法俯瞰視点のアクションなのでそれほどはストレスがない。たぶんいつかまた感想を書くけどキャラクター背後視点のエルシャダイは大変だった……。
音楽がめちゃくちゃ良い。音楽が好きなゲームTOP3を独断と偏見で決めるならまず間違いなく入れる。いわゆるケルト音楽?で、ゲームの雰囲気に相乗してとても良い。よろしくお願いします (何が)。サントラを聞き直しているけど、本当に全部いい。
ストーリーがめちゃくちゃ良い。バッドエンドではないけどハッピーエンドでもない悲しさの残る結末がよい。大人とか巣立ちをテーマにしている気がするけど、大人なることがこれだとしたら悲しすぎる。本当にずっと大人になりたくないし死にたくない。
シェルロッタの境遇とかが完全に琴線に触れまくっている。ラーケイクスの塔建てるやつ、理屈としてはこういう時空系の系統の話の中ではかなりシンプルな理屈だけど、その理屈だけに頼らず背景の他のストーリーがしっかり感動的だったので理屈がアクセントになって全体として完成度が高くなっている。
いつかリメイクかリマスターされるのを待っている。クリスタルクロニクル無印が3,4年前にリマスターされたので可能性はあるが、無印のリマスターの評判があまり芳しくないようなので望みは薄いかもしれない。リマスターされないとなると、いつかまたプレイしたくなったときのためにDSソフトが動かせるハードを捨てずに持っておいたほうがよい。
好き度&オススメ度。
サムネ用。