北陸旅行記を書いている途中だけど、このペースで進むと2ヶ月くらいずっと旅行記を投稿し続けることになってしまうので、筆休め的な日記を挟みたい。
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ここ1,2年くらいでいろいろゲームをクリアしてきたので、感想を書いていきたい。Twitter (X) でクリア報告したゲーム以外にもそこそこクリアしている。
ネタバレを含みます。
『void tRrLM(); //ボイド・テラリウム』
昔の日記でプレイしたいと言っていたのをついにプレイ&クリアした。ニンテンドースイッチ版。
これまでローグライクを食わず嫌いしてきたけど、意を決してプレイしてみたら普通に面白かった。ダンジョンに潜るたびに完全に全てがリセットされる純粋なローグライクではなくて、ゲームを勧めていくとダンジョンに潜るときの初期ステータスにボーナスがついていくという育成要素のある所謂ローグライトだったのがよかった。純粋なローグライクは未だに食わず嫌いをしている。
難易度もちょうどよかった。
プレイ時間はちょっと短めで30時間ほど。
物語の中でたびたび少女が病気になるが、描写がかなりエグくてよい。体からキノコが生えたりする。しかしかなり丁寧にプレイしたのでそれほど多くは病気にならず、回収していない病気がたくさんある。
プレイ中何回かソフトが落ちた。その場合はダンジョンの到達した階層からプレイし直せるので、それほど大きい影響はない。
タイトルがお洒落である。void tRrLM(); //ボイド・テラリウム。C系列のプログラミング言語におけるvoid型の関数、つまり値として何も返さない関数としてtRrLM()を宣言している。//以下は処理に影響しないコメントであり、自然言語で関数を説明する部分である。少女が生きるからっぽのテラリウムを表現しているのか、あるいは何も入力されず何も出力せず世界と独立して自己完結したテラリウムを表現しているのか。両方かもしれないが、トゥルーエンド (?) の内容からして後者な気がするし僕もそちらの解釈のほうが好きである。ところでテラリウムのつづりはterrariumなので略してもtRrLMにはならない。terrarium以外に何か元ネタがあるのだろうか。実際に開発に用いられた関数名だったりして。
先んじてちょろっとエンディングの話をしてしまったが、ノーマルエンド (?) とトゥルーエンド (?) の2種類があり、どちらもかなり好きである。どちらも手放しのハッピーエンドではない。どちらもかなり好きだが、比べるとあのナウシカ原作の結末っぽい自分が生きるための選択をしている感じがめちゃくちゃ好きなのでトゥルーエンドのほうが抜けて好き。キャラクターへの愛着も乗じてかなり好き。
続編が出ているのでそのうちプレイします。
好き度&オススメ度。
ちょっとグロい・値段の割にボリューム控えめ・ハッピーエンドではない、のでオススメ度は控えめ。グロさとエンディングについてはそこが好きな人もたくさんいるとは思うけど万人にはオススメしにくい。そういうのが好きな人にはオススメです。
この図を既クリアのゲームで埋めていきたい。
サムネ用