2021.10.21 の日記:北陸旅行AnotherEnd - Chapter8 無限アメフラシ地獄

2日目の続き

埋没林博物館を後にして次の目的地へ。

google map


12:30頃、魚津水族館着。

見た目でちょっと不安になる古めの建物と味のある魚のイラスト。

あとで調べたら現存する日本最古の水族館らしい。1913年開館。2回の建て直しを経て今に至る。今の建物自体は40年前に建て直したもの。

入館料が1,000円と安い。市立 (魚津市立) だからというのもあるけどそれにしても安い。埋没林博物館との共通券を買ったのでさらに安くなっている。




まず建物の外の誰でも無料で入れるスペースにチョウザメとペンギンがいる (ペンギンのほうは写真撮るの忘れた)。嬉しい。

無料で入れるスペースに何かがあると嬉しい。富山県美術館のシロクマもそう。MieMuのミエゾウとか科博のクジラとか各種美術館の野外彫刻とかもいい。実際には無料で見れるものだけを見に行くことはほとんどなくて、ほぼ100%入館料を払って中にも入るけど、それでも尚うれしい。ディズニーのアトラクションに並んでじわじわと進んでいるときに建物や小物などの周りの様子から世界観を学びながらテンションを上げていくときの高揚感に近いものを得ることができる。あと、ほとんど科博のシロナガスクジラの感想だけど、展示を見終わって終わりかと思いきや最後に締めの展示があると嬉しくなる。終わりが嫌いなので。

始まりや終わりの境界を曖昧にすることで博物館と日常を地続きのものとして認識できるようになって嬉しい、みたいな感じ。たぶん。いや違うかもしれない。どうだろう。どうですか?


僕が飲み会で一番最後まで残るのも終わりが嫌いだからです。永遠がいい。万が一もしかしたらこれが永遠に続くんじゃないかと淡すぎる期待を抱いて毎回最後まで残るけど、今まで永遠に続いたことはない。それでも次こそもしかしたら永遠に続くかもしれないので僕はこれからも最後まで残り続けます。いつか、ある日を境に僕と連絡がとれなくなったら、永遠の飲み会に囚われていると思ってください。そこに私がいます。

早く永遠になりたい。



入り口のオブジェ。なんとも言えない味がある。前肢の指の数が4なのは何か意味が……?

色と模様からしてマツカサウオをモチーフにしている。

後から知ったけどマツカサウオの発光現象はこの水族館で初めて発見されたらしい。すごい。



中に入ると富山の淡水魚コーナーから始まる。渋い。

渋いけど地域の馴染みのある生き物から展示が始まるのは素敵ね~と思った。しながわ水族館もそういう構成だったような気がする。



解説パネル。イラストが独特で好き。



形態分類の解説でもブレない。目の大きさで見分けられると言いながら目のデフォルメを崩さない。ここたぶんパネル作りながら葛藤があったんじゃないかな。流石にここでは写実的なイラスト使うべきじゃないのかな…いやでもイラストの統一感を守りたい…、みたいな。知らんけど。


順路を進むにつれ海のコーナー、浅瀬から深海へ。




この展示好き。

鏡を使って水槽を下から見れるようになっている。鏡が大きく見やすくて良い。

ミミズハゼ (類)、知らなかった。いやたぶん何かで見たことはあったと思うんだけどミミズハゼとして認識できていなかった。こういうのは一旦認識できたら次々に目に入ってくるようになるものなので、最初にとりあえず認識するのが大事である。覚えたぞ、ミミズハゼ。忘れねぇからな。首洗って待っとけよ (ヌルヌルしているので)。



縁のほうものぼってOKなんだ。かなり嬉しい。僕ものぼっていいですか。



アメフラシお食事中。ずっと見てられる。
















































































































……すみません。

永遠のアメフラシお食事中コーナーに囚われていて、今抜け出してきました。

ずっと見てられるは嘘でした。せいぜい1時間くらい。





数が多い。数が多いと嬉しい。


(To Be Continued...)

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次回、サンゴの系統関係。ズェッテー見てくれよな!