数ヶ月前に警察博物館に行った。
銀座にある。
1階がホールで、2,3階が体験型の展示、4,5階が資料展示、6階がイベントホール。
4,5階が内容的には面白かったけど写真撮影禁止だった。メモもとっていなかったので何があったのか詳しくは覚えていない。違法薬物の展示があったのは覚えている。よくある小袋に入った白い粉、みたいな形で実物を使っていろいろな薬物がどういう見た目・色なのかが紹介されていた。いや、本当に実物だったっけな。思い出せない。今度からは写真撮影禁止の展示でもメモか何かを残すようにしよう。
4階のミニシアターで映像作品が上映されていた。警察犬を育成する物語だったはず。実写とアニメが入り交ざった形式。味があってよかった。
6階で小規模ではあるけど、東京オリンピックの特別展が催されていた。
こんな感じで1964年と2020 (2021) 年それぞれの東京オリンピックで同じ状況を撮影した写真を比較するような展示だった。
2020年は当然コロナ禍にあったのでソーシャルディスタンス等を配慮した様子になっているけど、1964年のほうは会議室に人がミチミチに満ちていたりして面白い。他に、撮影対象の違いはもちろん、構図などの写真撮影側の技法の違いもあるような気がして面白かった。
2階の防犯に関しての展示。
街全体の大きいジオラマが部屋の中央にあって、その中の各場所でどのような犯罪が起きる可能性があるかがジオラマの外側に配置されたモニターで紹介されている。
モニターには人が犯罪を犯すところがジオラマに合成されたような動画が流れる。写真を見てもらえばなんとなくわかると思うけど、おそらくクロマキー撮影とかではない。人や自転車の質感に違和感がある。また、動画の冒頭で視点を3次元的に移動しつつ上空から人へズームしていくシーンがあって、それはクロマキー撮影ではできない (できるような気もするけどかなり面倒だと思う)。
推測でしかないけど、フォトグラメトリーかそれに類似の技術を使って人や自転車の3Dモデルを作ってそれを3D合成背景に配置してそこから動画にレンダリングしている?しかも人の動きには違和感がなかったので、作った1つの3Dモデルを変形させて動かしているわけではなく、人が動くところを複数台のカメラで動画撮影して、各フレーム毎にフォトグラメトリーで3Dモデルを作っているはず。
各フレーム毎に3Dモデルを作成して読み込まないといけないので計算とレンダリングにクソほど時間がかかりそう。
今となってはこういう技術はニューラルネットワークを使った手法に取って代わられようとしているので、そのうちオーパーツ化してしまいそう。
NeRF (ニューラルネットを使ったフォトグラメトリーっぽい手法) 関連の勉強しようとずっと思っているけど未だにやっていない。こういう勉強しようと思ってるけどまだやってない系の中で一番やるべきな分野だと思っているけど未だにやっていない。やるぞ。やるぞやるぞ。やるぞ~~~。やれたらやるぞ。やれたらやるぞ~~~。やる気が出次第やるぞ~~~。
これは帰りに寄った警視庁の本庁舎。寄ったと言っても前を歩いて写真を撮っただけだけど。