2021.03.10 の日記:ウルトラ・スペシャル・マイティ・ストロング・スーパー楽しさ

昨日一昨日のメタ汚い話の続きですが,

食事と汚い話という相反するものが相互作用して,汚い話の不快感を倍増させていると思っていたのだけど,別の可能性として,食事を大切にしているので邪魔されたくないという気持ちがあってそもそも汚い話に関わらず不快になりたくなくて,普段一番数が多く問題になりやすいのが「食事中に汚い話をする」ことだからそれがマナーになっているのであって本質的には「食事を楽しもう」という一言に尽きる,があるのではないかという.一文が長い.おのれは日本人か.

結局は「食事自体の楽しさ」と「汚い話自体の不快感」から「食事の際の総合的な楽しさ」を推定する重回帰分析になって下の 2 つのモデルのどちらかという話になるけど,本来なら一番単純な ① から考えるべきだったのに僕はそれを考えずに最初から ② を考えていたので猛省です(猛省のことずっとモウショウって読んでた......).

①:(総楽しさ) = (食事の楽しさ) - (汚い話による不快感) + ε (誤差項).
②:(総楽しさ) = (食事の楽しさ) - (汚い話による不快感) - a * (食事の楽しさ) * (汚い話による不快感)+ ε (誤差項).

それで,最初の話に戻ると実際は ① なんじゃないかということだけど,それはあくまで因果関係から想定したモデルであって予測モデルとしては性能が悪い気がしていて,それは食事の特別さがモデルに組み込まれていない(食事の楽しさが十分大きければ汚い話による多少の不快感は無視できてしまう)からで,それならこういう高次の関係を仮定したらどうだろう:

③:(本当の総楽しさ) = (総楽しさ) - b * ( (食事の楽しさ) - (総楽しさ) ).

実際に得る総合的な楽しさは本来得るはずだった楽しさからの差分を係数をかけて ① の式から得られる楽しさから引いたものになるのではないか.③ に ① を代入すると

③':(本当の総楽しさ) = (食事の楽しさ) - (1+b) * (汚い話による不快感) + ε' (誤差項).

この係数 b が食事を大切に思う気持ちと相関しているという人もいるんですね.


全部嘘です.そもそも個々人で異なる「食事の大切さの感じやすさ」「不快感の感じやすさ」と個々の出来事についての「楽しさ」「不快感」を区別して 4 変数の非線形の重回帰を考えるべきです.途中でそれに気づいたけど消すのが面倒でそのまま書き上げてしまった.

結局わからん.