2021.05.30 の日記:オレンジ色の雨

数日に1日は日記を2日分以上書いて本当の日付に追いつくつもりだったけど無理だなコレ。最初から書かなかった日は穴抜けとして、今日の日付の日記を書きながらいずれ暇なときに過去の穴埋めをしていく方式にすればよかった。まあいっか。

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まどマギに関して書き忘れたことをいくつか。

OP映像が途中の話から変化していて、まどかの部屋の窓を伝う液体の色が最初の数話はオレンジ色で、なんだよこの液体はと思っていたら、途中の話からは水色になっていて通常の雨の見た目になった。意味深だな~と思って調べたら、他の少なくない箇所も変化しているらしい。ただ、他の箇所は変化というよりは修正という感じだったので、液体の色に何か意味があったわけではなくて単なるミスだったと考えるのが自然な気がする。知らんけど。

昨日はSFや時空ものの正解のひとつとして、時空の複数点に干渉して因果が矛盾しない別世界にシフトさせることを挙げた。他の正解のひとつとして僕が一番好きなのが、閉じたループを永遠に繰り返し続けるやつで、これを本命としてまどマギの結末を予想して見ていたけど全然違った。まあ結末よりだいぶ前に、閉じてないけどループ構造が出てきちゃっているのでオチとしては弱いか。でも閉じてないループを完全に閉じて物語を終わらせるの綺麗なのでアリだと思う。完全に閉じたループ、よくある王道のオチだけどオチとして完璧だと思うので好き。


まどマギのついでにべるぜバブのアニメ1話も見たけど、途中で止めてしまった。なんか「アニメ!」を強く感じてしまって見ていられなかった。この作者の話は、設定は変わってるけど、展開は王道ど真ん中だったりギャグ落ちだったりで悪く言うとその辺の魅力はないように見える。だけど、キャラクターとギャグの絶妙で独特のセンスで王道展開とかギャグ落ちが引き立って、全体としてめちゃくちゃ好き。アニメだとそのセンスが完全になくなって、魅力のない平均的なジャンプアニメみたいになっていたので完全にダメだった。


もひとつついでに蟲師のアニメ1話も見た。蟲師のアニメは昔見たことがあって好きだったのでこちらは安心して見ていた。蟲師のアニメは原作の雰囲気が完全に再現されていてすごい。原作に沿うことが絶対とは思わないけど、原作をリスペクトした完全な再現は正解のひとつではあるのでそれは嬉しい。

蟲って生物と非生物の間みたいなものだと覚えていたけど、それは完全な勘違いで、根源的な生命そのものに近いものらしい。いやまあ間違ってはいない気がするけど、言葉として「生物と非生物の間」とは全く言われていなかった。でも「生命の理から外れて蟲になる」みたいな言及はあったので、結局よくわからない。