2021.02.25 の日記:2021.02.25 の日記「早朝~朝」2/6

最寄駅から上野駅へ.昔は節約のために高速バス使ったりとか,あるいは新幹線使っても大宮まで在来線で行ってそこから新幹線乗ったりしていたけど,今の僕は上野から乗っちゃう.まあ,とは言ってもこういう時世じゃなかったら高速バス使ってたかもしれない.高速バスは快適とは言い難いけど,なんか好き.新幹線では得られないエモさみたいなのがある.長野だったら夜行じゃなくて昼行バスでも行けるし全然ありだと思う.予約しなきゃいけないのが僕にとっては辛いけど帰省ラッシュに重ならなければ,探せば大抵前日でも空きがあるのでそんなに問題じゃなかったりする.

未だに指定席をとることに抵抗がある.今回も自由席をとった.指定席を気軽に使うようになったらもう戻ってこれない気がするので僕はもうちょっとこっち側で頑張っていきたい.不可逆な変化はできるだけ避けて生きていきたい.不可逆な変化に対して人はもっと慎重になるべきだと僕は思ってるけど,まあ僕がただそう思ってるというだけのことなので人々は自由に生きてください.不可逆な変化に流されない人って変化前の不安定か準安定な状態に留まるために何かしらの力がはたらいているはずで,そういう力が人間の魅力と関連していることがあると僕は感じるので人々には不可逆な変化はしてほしくないなぁと思っちゃってるんだけど,ちゃんと考えたら人間の魅力と不可逆な変化の因果関係が逆(「不変→魅力」じゃなくて「魅力→不変」が真)なのでまあどうでもいいね.

僕の昔は牛丼屋に行ってもトッピングなしのプレーンの牛丼しか食べなかったけど大学入ってしばらくしたらトッピングをのせることにほとんど抵抗なくなってしまった.僕が不可逆な変化に屈した例のひとつ.

人ごみに流されて牛丼にトッピングを載せてゆく私を あなたはときどき遠くでしかって

これは僕の被害妄想なんですけど,牛丼のトッピングの話をすると無条件で三種のチーズ牛丼を連想する人たちがいるので,(主にユーモア関連で)牛丼のトッピングについて僕の考えてる意図を伝えることが困難に感じていて,こういうことがあるからせめて僕自身は道理を通すためにあまり流行りネタの話(三種のチーズ牛丼はもう流行は越したけど)はしたくないというのがある.僕が感じた制限のせいで自分で自分にさらに制限をかけるの何かのバグか?


上野駅から新幹線で長野駅へ.1 時間半くらい.カバンの中に昨日書籍部に取りに行った『月刊少女野崎くん12』が入っていたので朝食をとりつつ読んだ.10 月くらいに『俺様ティーチャー29』の特装版が欲しかったけど店頭でも通販でも品薄で,それでも生協なら......と一縷の望みをかけて注文したときに,ついでに一緒に注文した『月刊少女野崎くん12』です.結局,特装版は生協でもダメで,それなら注文をキャンセルしようと思ったら野崎くんのほうがもう入荷してしまっているらしく,こっちは本編は Web 連載で追ってるのでモチベーションとしてはもう一度読み返すのとおまけ漫画を読むのくらいで,あまり取りに行く気持ちがなく,最近までずっとウダウダしていた.それをやっと取りに行った.

野崎くん,たまに理解まで若干時間がかかるネタがあるんだけど,これは僕が馴染みのない少女漫画の文脈や漫画家の常識を前提にしたネタなのかあるいはそもそもちょっと無理のあるネタなのかわかりかねている.たぶんどっちのパターンもあるとは感じているが.四コマという形式の制限のせいでなんとなく収まりが悪かったりする場合もたまにある気がする.まあ読んでいる最中はこんなことを考えているわけではなく,おもしれぇ~と思いながら読んでいる.色々言ってもまあ今連載中の漫画の中では一番好きなマンガのひとつなので.