2021.05.25 の日記:迫る~初夏~♪

暑い。

6月前半とは思えない暑さ。でも、どんな年のどんな季節でも「~月にしては暑/寒すぎる」って言いがちなので、ズレているのは僕の認識のほうな気もする。これが本来の6月前半の暑さなのかもしれない。


f:id:a15151595:20210611150835j:plain
データは 気象庁 より


これは東京の1876年から2021年までの6月平均気温の変化。2021年6月の平均気温 (赤印) は初旬だけの平均。

今年の気温は、初旬だけの平均気温ということを考えると例年より高めな気がするけど、我々が生きてきた2000年代の中ではわりとありがちな値に落ち着きそうである。

6月としては適当に暑い!6月としては適当に暑いなあ!

===

6月として適当だろうが暑いことに変わりはないので、今後のためにエアコンフィルターの掃除をした。昨日 (2021.06.10) のことだけど。

去年の夏の終わりからエアコンの調子が悪く、生ぬるいそよ風を出してくれるだけの直方体と化していた。秋冬春はコタツを使っているので、エアコンに気を使う必要はなくて放置してきた。しかしそろそろエアコンを使えないと僕のPCの命に関わる季節に入るので、フィルターに埃でも詰まってるのかな~と思ってとりあえず掃除をすることにした。

そうしたら人生でも見たことない量の埃がフィルターを覆っていてテンションが上ってしまった。嬉々としてフィルター上の埃を集めてオイスターソースと塩胡椒で炒めて白米に乗せて食べた。焼肉のホルモンと同じで、いくら咀嚼しても噛み切ることはできないのである程度まで噛んだらそのまま飲み込んで後味を楽しむ。主成分は植物由来のセルロースつまり食物繊維なのでヘルシーだが、同時にダニ由来の動物性タンパク質が微量ながら含まれているので足りない栄養素も補うことができる。海外の一部地域では咀嚼して味と食感を楽しんだあとはそのまま吐き出すということを聞いたことがある。日本でも江戸時代は吐き出した埃を肥料に混ぜて使用していたらしい。

気持ち悪い冗談は置いといて。

習慣としての掃除は嫌いだけど、明確な汚れを取るための掃除はわりと好きなので、楽しく埃を取って無事にエアコンが復活した。

===

ホントは埃を食べる文化あったりしないよな……?と思って調べたけどちゃんとなかった。良かった。まあアレルギーとかあるしそれはそうか。

調べる過程で、偶然に発言小町の気になる投稿を見た。「レストランで食事をしていたら、自分の席の近くで人がコートを着脱して埃が舞って不快だった」という体験 (本当はより込み入った状況で、今は問題のひとつの面だけを取り出して考えている) が書かれていて、それに関していろいろと意見が交わされていた。

これ僕も気付いていなかっただけで今までの人生で何度も埃を舞わせる立場になっていたんだろうな……

「こういうことをする人は想像力がないんでしょうね」という発言を複数見かけて、それに関してはそれはそうですすみませんという感想。でも (ここからは完全に僕の「想像」なのだけれど) 、そういう人が迷惑行動をとっていないのは想像力があるからではなくて人が何を迷惑と感じるかを実体験から想像できる共感力があるからで、共感力がない人が他者が何を迷惑と感じるかをゼロから想像するためにはめちゃくちゃ優れた想像力が必要。人間の感受性にはあまり普遍性がない、と思う。少し前の日記で人間の心理には普遍性があると書いていたのでめちゃくちゃ矛盾しているっぽいな。(一般的に思われているよりも) 普遍性はないけど、(僕が思っているよりは) 普遍性があるということです。

想像力がないのはお前だああああああああああああああああ!(怖い話)

という言い訳でした。想像力だけで迷惑行為を避けている人は本当にすごいと思う。


僕は共感力がないので全てのコミュニケーションは異文化コミュニケーションだと思っている。