2021.10.15 の日記:北陸旅行AnotherEnd - Chapter5 寿司の形態分類

北陸旅行攻略atwiki

1日目の続き

美術館の隣に公園があって、美術館のマスコットキャラクター「ミルゾー」の像がある。





ミルゾー。

ドラえもんのび太の宇宙開拓史に出てくるパオパオというキャラクターに造形が似ているので流石に「ミルゾー パオパオ」で検索した。

表面上の要素が似ているのは流石に認めてもらうとして、それを「似ている」と言っていいものか迷う。人間のアイデアはそこそこ複雑なものでも簡単に収斂するよなあと最近感じていたので、歴史を隈なく調べれば何の関連もなくてもひとつくらいは似ているものが見つかる気がする。まあ似ていることを指摘するのはいいとして、似ているから云々という議論は怖いと思う。

今調べたらパオパオって宇宙開拓史が初出ではなくてジャングル黒べえが初出なんだ。知らなかった。



この注意書きがよかった。「危険なので」ね……。


昼食を食べていなかったのでコンビニで軽く買い食いをして (何食べたっけ) 次の目的地に。

富山市ガラス美術館に行きたかったけど臨時休館だったので別の面白そうなところを探して向かう。

google map


この2つ前の立ち寄り地もプロットするやり方、連続する2つの移動のスケールが違いすぎるとめちゃくちゃわかりづらい気がする。特に前の移動が長くて次の移動が短い場合。

適宜いい感じに修正していこう。



途中で見かけたダム。





目的地の、おおざわの石仏の森。16:30頃、着。

800体以上の石仏が並べられている。写真に写っているのは一部に過ぎない。

一体一体見て回りたかったけど植物が生い茂りすぎていて断念して、前列のほうだけざっと見て終わった。雪解け直後くらいの季節に行くのがよさそう。

石仏とか仏像を見るときに如来とか菩薩とか明王とか仏の種類やその文脈を知っていればもっと面白いのにとずっと思っているけど未だに調べていない。というか調べてもすぐ忘れるので、なにか工夫して忘れない形で勉強をしたい。如来や菩薩はどういう見た目をしているか予め調べてから石仏を見に来て、答え合わせをしながら見て回るといいんだろうな、たぶん。誰か、仏像を調べてから見て回る会をやりませんか?

老後か?

google map


いい時間になったので夕食。

寿司を食べてSAN値を回復させます。個人でやってる店とか名店っぽい店に行くのはちょっと怖いので、ローカルチェーンの回転寿司へ。

番やのすし 大沢野店。17:00頃、着。



とりあえず安牌としてサーモン系 (手前の皿) と贅沢枠として白身系 (奥の皿)。こういうところに旅行で来てサーモンを頼む派と頼まない派に分かれて戦争をすることになったら僕は頼む派につきます。俺を殺して行け~~~。

白身は左から、かわはぎ、鯛、ヒラメ、えんがわ、のどぐろ。順番は間違っているかもしれない。のどぐろと鯛以外の自信がない。

のどぐろは初めて食べた気がする。高いだけあって美味しい。すっごい脂。美味しさと脂の強い相関関係。



ブリとカンパチ。順不同。メモを取り忘れたのでどちらがどちらかわからない。寿司の形態分類は難しい。

今調べたところによると、ブリとカンパチはどちらもブリ属らしい。似ているわけである。


ブリ属がブリモドキ亜科なの面白。ブリモドキという和名が悪い。

cf.

アマガエルの分類、 アマガエル科 Hylidae アマガエル属 Dryophytes ヨーロッパアマガエル属 Hyla となっているらしいけど、ミスリーディングすぎる。 どうやら元々はHylaがアマガエル属で、Dryophytesは無効あるいはその中の亜属として扱われていたらしいけど最近 (2016年) の系統分類の研究からDryophytesが独立の属として復活したっぽい。日本に馴染みのあるニホンアマガエルがDryophytesでありこちらをアマガエル属としたほうが便利 (というか日本ではこちらが真のアマガエル) なので、元々あったHylaにヨーロッパアマガエル属という和名を新しく与えたという事情らしい。

2021.08.11 の日記:情報教育Toad - ぬるぬるバイオマット日記



鯨。初めて食べた。

馬刺しっぽい味だけど、海生だから知らんがなんとなく魚っぽさがある。← 怪しい発言。


酒を飲みたすぎる。車で移動しているので飲めないけど。


あとこれは店に対する完全によくない悪口だけど、【検閲により削除】。あまり悪口は言いたくないけど、悪口を言わないとそれはそれで僕の沽券に関わるので悪口を言いたいという事実だけをここに残しておく。


満足したので風呂へ。

google map


近くにあった良さげなスパ銭へ。

露天風呂を構成する岩がきれいな柱状節理を呈していてよかった。

サウナブームだからみんなサウナへ行っているのかはわからないけど露天風呂にあまり人がいなくて快適だった。

風呂からあがり、休憩場所で明日の予定を練る。具体的な予定を一切考えずに家を出たので、完全に行き当たりばったりである。一応北陸で絶対に行きたい博物館/美術館/水族館はいくつかあったので、それを中心に付近の施設を巡るように考えた。

絶対に行きたかった場所をここで列挙すると、

富山:
富山市科学博物館・魚津埋没林博物館
石川:
のとじま水族館金沢21世紀美術館
福井:
福井県年縞博物館・越前松島水族館

という感じである。

あとは現地で周辺の施設を調べていて初めて見つかる「ここも絶対行きたい!」場所がわりとあるので、残りの日数も考えながら適宜調整していく。最適化問題を解いているみたいで楽しい。


このときは翌日は魚津埋没林博物館をメインに回ろうと考えて、今夜のうちに魚津のほうまで行くことに。

google map


途中のコンビニで翌朝の朝食を購入しつつ、22:00頃、道の駅 KOKOくろべ着。今夜の宿。

1人だし、体の限界が来るまで車中泊で頑張ろうと思う。




道の駅 KOKOくろべ、かなり雰囲気がよかった。寝る前に周辺を散歩して楽しかった。俺は今旅をしているぞ感。

今回の旅行は博物館メインで9:00-17:00のスケジュールをわりとミチミチにしていたので、営業時間中の道の駅に行く余裕がなくてそこだけは心残り。


1日目終了。

(To Be Continued...)